本人名義のクレジットカードでも家族カードでも、未成年者からの現金化は断られるケースが非常に多いですが、それにはしっかりと理由があります。
未成年者と知りつつ買取する業者は、いわゆる「悪質業者」といっても過言ではありません。場合によっては、現金化による手数料なんかよりもカード情報詐取が目的とされているかもしれません。
- 古物営業法に抵触する
リサイクルショップなどの買取店は公安委員会からの許可を得て厳しい制限の元で営業しています。その中に未成年者からの買取は親権者の書面による同意が必須とされており、万が一にもそれを無視してしまうと厳しい処罰が科せられます。 - 親権者とのトラブル防止
家族カードであれば利用明細などで容易に親権者に知られてしまいますし、本人名義のカードであっても、一般的に未成年者はそれ以外の者に比べて「支払い遅延のリスクが高い」ため、いずれは親権者に知られるリスク回避も含め断られることがあります。 - 2の支払い遅延の結果、カード会社から利用店舗に制裁が科される可能性もあり、そのリスク回避のためにも未成年者は敬遠されます。
- 利用可能額が低い
高額の現金化が見込めず手数料も少額になります。その上に上記のようなリスクだけを背負うことになりますので、敬遠されるのは当然といえるかもしれません。